I’m a Thank letter editer
お礼状とは
心をつなぐお手紙
礼状部 A.Nさん/株式会社弘文社
「礼状」
―普段はあまり馴染みがないかもしれませんが、大切な時に心のこもった御礼状を送ることで、より敬意が伝わり繋がりが深まるものです。大切なお手紙だからこそ、礼状を専門的に扱う私たちにおまかせください。
インタビュー
仕事内容
主に、故人の葬儀の際に頂いた御香典や御供物に対するお礼、無事に忌明の法要(四十九日や三十五日など)を迎えることができたことへのお礼を述べる手紙の忌明挨拶状や喪中はがきの受注販売。また、出産・入学・内祝いなど慶事用商品の開発にも力を入れています。
弘文社グループは、布団などの大きなギフトも包めるサイズの包装紙が印刷できる印刷機があります。なので、仏事からお祝いまで幅広い用途にあったオリジナルデザインの包装紙も礼状部の主力商品として活躍しています。
仕事のやりがいとよろこび
日本人は古くから、冠婚葬祭という人生の大切な節目にお礼の手紙で「人のつながり」を深めてきました。そういった大切な役割を任されている、という責任感と誇りが私たちのやりがいです。
一番の喜びは、お客様からのご紹介で受注を受けた時です。信頼していただけることはもちろん、人のつながりに温かみを感じることができて「この仕事をやっててよかったな」とシアワセな気持ちがあふれます。
どうやって仕事を覚えましたか
専門的な言葉が多いので、初めは文章を理解することすらも出来ませんでした。ですが、仕事をこなしていけば自然に覚えることができます。手紙や挨拶状には季節ごとの挨拶がさまざまあり、この仕事を通して言葉の奥深さと日本の趣を覚えることもできますね。そういったさまざまな言葉や知識は、今後の生活でも役立つ時がたくさんあると思います。
結婚した後も働ける環境ですか?
小さいお子さんがみえる方もいますので、ご家庭の事情でのお休みや早退が言い出しにくい、という心配はありません。みんなで助け合って気持ちよく働ける職場環境作りに取り組んでいます。
これからの礼状部について
今、礼状部では自社のオリジナル商品を開発して、「カミコレ」というECサイトを作って販売しています。例えば、弘文社のイラストレーターが描いた猫のイラストをダイカットしたしおりやクリアファイルなど、さまざまな商品を考えています。せっかく仕事を通してつながった関係があるので、お悔やみ事・お祝い事だけに限らず「カミコレ」でたくさんの人に楽しんでいただきたいですね。