I’m a Binding machine operator
お客様が手にする商品を
仕上げているという感動
製造部 D.Tさん/株式会社サン・ライン
「製本オペレーター」
―印刷された紙を切る、折る、綴じ合わせるなどの加工を施し、お客様に納品する商品の最終工程を行います。ミリ単位のズレが商品の価値を左右するため、精度と正確さが求められます。商品が美しく仕上がった時に得られる喜びをリアルタイムで感じられるのが製本オペレーターです。
インタビュー
仕事内容
印刷物の仕上げ工程全般が製本業務になります。
製本と聞くと、本を作るのかと思うかもしれませんが、実際は名刺だったり二つ折りパンフレットだったり商品によっていろんな形があります。
また、製本はお客様に納品する最終段階のため、汚れやキズのない丁寧な作業、落丁乱丁などに対するの注意力といった、仕上げ工程としての責務があります。
仕事をする上で必要なスキルとは
機械の操作を覚えることは当然のことながら、商品を仕上げるために必要なことは「確かな目」と「コミュニケーション」です。
各工程を経た印刷物ですが、製本中に間違いに気づき発送を止めたこともあります。お客様にお届けする前に間違いに気づかなければなりませんし、私自身も不具合を起こしてはなりません。
それを予防するためにも、しっかりと各工程や現場でのコミュニケーションが大切だと感じています。
職場の雰囲気
工場というとちょっと気性が荒いイメージがあるかもしれませんが、弘文社グループはみなさん穏やかですごく落ち着いた雰囲気の会社です。
繁忙期が会社によって若干ずれたりして、グループ間でも仕事量が違ったりするのですがど、そういった時に他のグループ会社の製本の方に仕事のヘルプをお願いすると快く引き受けていただけて、風通しの良さを感じます。
グループ会社のつながり
入社してしばらく経ってから分かってビックリしたことが、サン・ラインの古株の社員の方が実は弘文社の出向社員の方だったということ。また、弘文社には印刷機がたくさんあるので、サン・ラインが受注した商品を弘文社で印刷してサン・ラインで仕上げるということも頻繁にあります。
春日井印刷はサン・ラインから車で30分程度なので、春日井印刷の仕事を印刷・製本することも増えてきましたね。