部位別がん
死亡数において
肺がんは男性1位、
女性2位

肺ドック

以下のいずれかに該当する方におすすめします。

  • 50 歳以上で喫煙本数の多い方(特に喫煙指数※600 以上)
    ※喫煙指数=1 日の喫煙本数× 喫煙年数
  • 血縁関係者に肺がんの罹患者がおられる方
  • せき・たんの自覚症状のある方
  • 肺がんの心配な方

肺ドックの目的

CT 検査は胸部X 線検査では見えにくい、心臓の陰に隠れた病変や小さな病変まで撮影することができます。さらに肺内部で細かく枝分かれする気管支や血管も鮮明に見ることができ、淡い陰影の病巣や、心臓や横隔膜との重なりの病変を撮影することが可能となります。肺ドックではCT 検査に加え、喀痰検査、腫瘍マーカー検査などの結果から総合的な診断を行います。

肺ドックの特徴

  • 最新のCT 装置(80 列160 スライス)で検査をします。
    高画質と低被ばくを両立しています。
  • 確かな診断
    専門医2 名以上により診断します。

CT 検査(低線量CT 検査)とは

 CT 検査はX 線を照射し得られた情報をコンピューターで処理し、体の断面の画像や立体像を得る検査です。通常の X 線撮影では指摘困難な病変を発見することができます。低線量CT 検査の被ばく線量は、通常CT 検査の1/5~1/10 に抑えられております。

有所見となった場合

 CT 検査の結果、「精密検査」や「再検査」が必要となる場合があります。その場合「不安感をかかえてしまう」こと や「治療する必要のない良性病変や放置しても問題ない病変に対して精密検査や治療が行われる」場合があります。 その際は主治医と良く相談していただきますようお願いいたします。

被ばくにつきましては、「  環境省放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料」をご覧ください

検査料金・検査時間

検査料金 (税込)

検査時間

肺ドック(単独受診) 
受付時間は7:45・8:00のみです。

33,000円

約2時間

当財団のオリジナル健康診断(人間ドックGコ-ス)と肺ドック同時受診をご希望される方

検査料金 (税込)

検査時間

人間ドックGコース(脳ドック・肺ドック同時受診)

110,000円

約5時間

人間ドックGコース+婦人科(脳ドック・肺ドック同時受診)

129,000円

約5時間30分

※受付時間は7:45・8:00のみです。
※他の健康診断と同時受診をご希望の方は、担当者にお問い合わせください。

検査項目

問診・診察

  • 医師診察

血液検査

  • 腫瘍マーカー検査

呼吸器系検査

  • 胸部X線検査(正面)
  • 胸部X線検査(側面)
  • 胸部CT 撮影
  • 肺機能検査

喀痰検査

  • 喀痰細胞診
検査項目についてご不明な点がありましたら、ご遠慮なく担当者にお尋ねください。
●受付時間 
平日 8:30〜16:00 / 土曜日 8:30〜11:00
  • TEL:052-951-3919
  • FAX:052-951-1682

ご予約から検査結果のお知らせ

ご予約・ご受診日確定

●完全予約制です。

ご希望の日時をお知らせください。ご受診日を確定させていただきます。

052-951-3919

月~金 8:30 ~ 16:00
土曜日 8:30 ~ 11:00

受診のお知らせ

受診当日の「注意事項」「問診票」「肺ドック質問票」等を、受診日の約3週間前に送付いたします。
「肺ドック質問票」を検査の15日前までにご返信願います。
ご返信いただけない場合は、検査を受けることができませんので予めご了承ください。

受診当日

「問診票」等に必要事項をご記入の上、ご予約の時間までにお越しください。
検査時は、検査着に着替えていただきます。

結果のお知らせ

ご受診後、約3週間前後に送付いたします。
検査結果について、専門医による説明・ご相談日を設けています。(予約制です)

肺ドックでわかる病変

肺がん

肺がんは、気管支や肺胞(呼吸の際に酸素と二酸化炭素の交換が行われる部位)の細胞が何らかの原因でがん化したものです。早期には症状が見られないことも多く、進行して初めて症状が出ることがあります。主な症状は、咳や痰、血痰、胸の痛みなどですが、肺炎や気管支炎などの呼吸器の病気にも共通し「この症状は肺がん」というものはありません。 また肺がんは50 歳以上の方で発生率が増加し、肺がんのリスク因子として最も有名なものは喫煙です。

肺結核

肺結核とは、結核菌による感染症です。
肺結核は、一般的な肺炎やインフルエンザなどの呼吸器感染症とは異なり、ゆっくり進行し、初期の症状が軽いため、自分ではなかなか気づかず、診断時にはかなり進行していることがあります。また、感染後すぐに発病に至ることもありますが、いったん治癒し数か月から数十年を経て、免疫力が低下したときに再び結核菌が増えて発病する場合もあります。

肺炎・気管支炎

様々な要因で肺や気管支が炎症を起こした結果、息苦しさ、発熱、咳、痰、だるさなどの症状を呈します。さらに広い範囲の肺が侵されると、酸素を血液中に取り込むことが十分にできなくなり呼吸不全を引き起こします。

肺気腫

肺気腫とは、主にたばこが原因となって肺胞に慢性的な炎症が生じ、構造が破壊されて肺の機能が低下する病気で、悪化するとCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を起こします。肺気腫による肺の構造破壊は胸部CT により観察することが可能です。

気胸

気胸は、何らかのきっかけで臓側胸膜と呼ばれる部分が損傷を受け、肺の中の空気が胸腔内に漏れ出る状態のことです。気胸の診断は、胸部X 線撮影を行うことでなされますが、胸部CT 検査で小さな嚢胞や、嚢胞の数、場所、胸膜癒着の有無、基礎疾患などさらに詳しく肺の内部を確認できます。

●肺ドックにも限界があります
非常に小さながん、進行が極めて速いがんの初期、CT 検査でも指摘しにくい部位に生じたがんなどの病変を発見することには限界があります。

CT検査の注意事項

検査前の処置や検査に伴う痛みはありません。検査時間は約5分です。寝台に仰向けで寝ていただき、息止めのアナウンスに合わせて約10秒間息を止めていただきます。また、両手を頭上に挙上していただく必要がありますので、肩に痛みがある場合は担当者にあらかじめお申し付けください。

下記事項に該当する方はCT検査を受けることができません。
  • 心臓ペ-スメ-カ-を埋め込んでいる方
  • 体内に医療による金属類・機械・人工的な物が埋め込まれている方
  • 金属製の置き針(鍼灸の針)がある方
  • 閉所恐怖症の方
  • 女性の方 → 妊娠している、または妊娠の可能性がある方
  • 人工心臓弁、埋め込み型体内自動除細動器を使用している方
  • 肺がんの疑いで経過観察中、肺がんの治療中の方

上記の他にも、体内外の装着金属によっては、検査が受けられない場合があります。
詳しくはお問い合わせください。

お問い合わせ

肺ドック

052-951-3919

月~金  8:30 ~ 16:00

土曜日  8:30 ~ 11:00